長野県松代PAガラスディスプレイ

こんにちは!
先日、納品したチョークアートイラストレーションが出力&施工された画像をお客様から頂きました。ガラス面というのは、ディスプレイに困る箇所の一つだと思います。中が見える効果があったり、光を通すというメリットもあるのですが、それを遮断したい時もあります。また、外に面した大きなガラス面でお客様に告知することができないかと考えている方は多いと思います。

私がオーストラリアで見かけたガラスペイントは、とてもインパクトのあるものなのですが、画像のようなペイントは、一時的なものが多く、季節ごとに書き換えるというメンテナンスが必要になります。クリスマスの時期、ハロウィンやセールの時期などタイムリーに変化させることが出来る反面、定期的に描く人が必要になります。この技術は、看板屋さんの技術の中でも特殊なもので、ガラスというつるつるした面に筆やローラーを使ってほとんど一発書きするので、近くで見ていると職人技に見とれてしまいます。

映画などでも良くみられるかもしれません。ですが、最近はこのような手描きのウィンドウアートが出来る職人さんが減っているので、どうしても出力のものが増えてきています。ただ、これが写真になると、かなりリアルな広告となってしまい、インパクトにかけるので、私はチョークアートのイラストをデジタル技術の力を借りて、デジタル×アナログで、人の目を惹くことが出来ないかと考えています。

オーストラリアやアメリカで見たウィンドウペイント
パーツ毎にイラストを描いてレイアウトします

今回は高速のPAにあるお蕎麦屋さんのディスプレイです。チョークアートで和風も描けるのですか?と時々聞かれるのですが、もちろん、和風でも洋風でも、中華でも、なんでも描けます。特に和風で表現するには色使いと繊細さに注意して描いています。こういったイラストは日本人のチョークアーティストしか描くことが出来ないのではないかと思います。

チョークアートで描いたイラストをシート加工

シートは、内張りなので、汚れることもありませんし、メンテナンスも簡単です。季節で張替えることもできますし、扱いがしやすいのは、デジタルの力を借りるおかげだと思います。(実際の絵だと人が障ると削れてしまうこともあるため)光や中を見せないよう遮断するときはガラス全面に貼ることもできますし、今回のように光と中を見せたい場合には、イラストを切り取ってレイアウトすることで、目隠し&広告としても機能します。

ストリートチョークアートでもそうですが、海外では描いたものをその時楽しんで、直ぐに消したりします。日本では、描いたものを保存する傾向があります。考え方の違いかもしれませんね。あとは、こういった技術をもった人が日本に増えれば、メンテナンスすることも容易で、タイムリーに書き換えてみる人の目を楽しませることができるので、情緒的に豊かな街づくりになる気がします。


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