閉店時も存在感あるウインドウディスプレイ

魅せるディスプレイがたくさん

こんにちは、今年1月にオーストラリアのパースに行きました。その時に撮影したお店のディスプレイを紹介させて頂きます。私が滞在したのはちょうどクリスマスからお正月にかけてだったため、お休みが多かったのですが、そんな中でも街の中を散歩していると、お店のショーウインドゥから、開いていたら入ってみたい!と思わせるようなセンスの良いお店がたくさんありました。オーストラリアはシャッターを閉めない文化なので、おそらくショーウインドゥには、特にガラス面に何らかのディスプレイが施してあることが多いのです。

すりガラスの金魚

中華料理店です。お店は閉まっていましたが、この何とも言えない目をした金魚が目に入り、思わず立ち止まりました。すりガラス風のカッティングシートを貼っているように見えますが、特殊な印刷が施されているようです。この時期のオーストラリアは真夏、ガラスに貼られた半透明の金魚が涼し気に感じました。

日本は定休日が減っていますが、オーストラリアは週末お休みの店もまだあります。閉まっている時間にもこうしてお店のPRしているのですね。
お店が休みでも、その前を通ったときに印象が残れば、「そういえば、○○ストリートに金魚の中華料理屋があったよね!」と思いだしてもらえそうです。

 

 

インパクトあるアートなシマウマ

お店のガラス全面を使って描かれたシマウマ。遠くからでもインパクト大です。カッティングシートが貼られているのかなとおもいましたが、内側からペイントされているようでした。このペイントは相当なものですね。

デジタルで色々なものが出力できるようになりましたが、あ、これ手描きなんだ!と気づいたときの安堵感をおぼえるのは私だけでしょうか?人がここでリアルに描いたという尊さと、描いた時間やその人の想い、技術に圧巻する感動のようなものがあるからでしょうか。そんな風に感じます。

 

 

サボテンでお出迎え

お店の入口部分に大きなサボテンがタイルで描かれていました。サボテンと言えば、メキシカン!そう、ここはメキシカンレストランです。少し高級な雰囲気があり、中も黒で統一されたオシャレなお店でした。

オーストラリアのタイル需要は、近年増しているようです。思い起こしてみると、オーストラリアでタイルといえば、茶色か白っぽい30センチ角くらいのタイルを使ったバスルームやシャワールーム。それが、今はタイルでアートされた店舗づくりにも活かされるようになっています。それでも、日本やヨーロッパに比べるとまだまだ少ないようで、これから期待される分野だそうです。

 

 

デジタル化が進むオーストラリア

今回は、入口ガラス面を紹介しました。オーストラリアはチョークアートが発展した土地ですが、私が見る限り、パースではチョークアートの数はかなり減っていました。オーストラリア全体で言えることかもしれませんが、年々手描きの看板やメニューボードは減り、デジタル処理された印刷看板が増えてゆきました。加えて、今回思ったのは、デジタル表示の看板やメニューボードがかなり浸透しているという事でした。

フードコートの中のメニューボードは、ほとんどがデジタル表示のものでした。マクドナルドでも、カウンターにスタッフがいて注文を取るコーナーもあるのですが、見ていると、人々は機械に向かって画面をタッチして注文し、クレジットカードで支払いを済ませ、番号札を取る。といった様子が見られました。オーストラリアは特に人件費が高いので、これは仕方のないことかもしれません。

 

 

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